2009年09月 - 外科医神経症闘症記(手の震え、あがり症、書痙) 克服の体験記

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書痙について 書痙克服するためにやったこと 外科医書痙克服記録

手の震え克服方法と書痙が治った体験記 岩波英知先生の脳覚醒技術体験記 手術時の手の震えが一番の懸念材料だった私ですが、書痙にも悩まされてきました。

字を書く時に手が震える症状を書痙と言います。

特に人前で文字を書くとき、書痙が発症します。

結局書痙も手の震えの一種なわけで、私も書痙になっても何ら不思議ではなかったわけです。





でも、字を書く機会は非常に多い

冠婚葬祭の記帳する時、サイン、署名をする時、クレジットカード支払い時の名前を書く時、学校に通っている人ならいくらでも機会があるし、仕事でも細かいところで人前で文字を書かなければならない。

社会人として生きている以上は、文字を書くことから逃れらない。

もし白バイの隊員が書痙だったら、せっかくの憧れの仕事に就けたとしても、青切符に文字をたくさん書かなければならないため、非常に追い込まれるでしょう。

そんなこと(普通考えもしないことでしょうね)を当時考えて、書痙ってかなり仕事が制限されるものなんだと心がクサクサしていたものです。




私の場合、カルテという厄介なものもありました。

私はなるべく日常生活でも、サインではなく、捺印ですませていたし、クレジットカード支払いも暗証番号ですませていました。

メインでつかっていたAMEXカードは、ショッピング時にサインが必要となるので、解約をしたぐらいです(とはいえ、現金派でも、お金の受け渡しで震えたらどうしようと思ってしまうからきりがない)。

それくらい気を使って書痙を必死で避けようと生きてきたわけで、どれだけ日常振り回されていたかわかると思います。

書痙を抑えようとすればするほど、意識が手、腕に集中してしまい、ますます書痙がひどくなる、あの悪循環は厄介です。

人前で文字を書くことへの恐怖感だけが募り、ましてや震えて文字が汚くなったときには、ますますトラウマを上書きしてしまうことになりかねない。





書痙についても、私の克服しようとするあらゆる努力が水泡に帰し、絶望が襲ってきました

いくら努力しても達成できないことほど、心がやられることはないでしょう。

いわゆる予期不安(文字を面前で書く機会)が日常生活をも抑うつ状態に変えてしまいました。

その当時の私の心象風景は荒野の冬のイメージです。

緑も水もまったくない、荒涼とした荒れ地に冷たい風が吹くような。




結局、書痙の原因は緊張が過ぎたため、またはそれが常態化してしまって、もう理由がなく震えるようになったことです。

精神的な原因(過緊張、ストレス)の場合、手術をして治るわけでもないし、自力で治そうとしても悪循環にはまるだけ。

結局、私のあらゆる表面的対策はどれも無駄でした(表面的とはいえ必死でした)。

根本から緊張しなくなる自分、または緊張してても受け流すことができる自分、緊張に強くなる自分になるしか書痙克服はできませんでした。




緊張なぞあっていい! 緊張してこそ人間だし、それがパワーにもなる

緊張をゼロにしようと努力すると、結果はついてこない。

過緊張の多くの人のいけない所は、緊張がゼロになって欲しいと考えてしまうところかもしれない。

そんなものはあり得ない夢物語であって、緊張していいし、そんな自分を許すことです。

いきなり肯定感を持つことは確かに難しいかもしれません。

しかし、震えてしまうのは私だけじゃなく、私と同じ人生を歩んで来た人ならば、必ずそうなるんだという風におもえたら、気持ちが楽になります。




その上で、リラックス感を体に味あわせ、いざその場面になっても、リラックス感を引っ張り出せる呼吸法の訓練をしました。

よく自律訓練法がいいという話も聞くし、私もやりましたが、自律訓練法で上手くいく人はほんの一握り、いやそれ以下だと思います。

トランス呼吸法なら、やればやるほど誰でもうまくいくし、体の変化が味わえます。

岩波先生の指導で呼吸法をやり、さらに鍛錬、研鑽を続けました。

とにかく必死で訓練を励み、また意識改革もして、抑圧も外して、ちゃんと認知療法的アプローチをして心の整理をして、手の震えや書痙を克服できました。




緊張が緊張を呼ぶ悪循環をまず破壊しなくちゃ、最悪から抜け出せなかったし、そのために根本から自分を変えていく方法しかなかった。

書痙克服にはやることはたくさんあります。

考え方も変えなくちゃいけないし、今までの自分を大変革させる意気込みも必要

常に体を固めてしまうことをやるよりも(常に悩み対策のことを考えてしまう)、脳も心も体も弛緩させる遊びのある生き方、それが大事だと思います。
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医師という職業 精神科医についての私なりの感想

手がどうしても震えてしまう悩みが解決した体験談  ブログを再開してから、日常のことに鋭く反応するようになってきました。

表現する行為は周りに眼を開かせるものですね。

日々感じることも多くなり、また書きたくなることも多くなります。

時間的に忙しい時も多いですが、最近はブログ更新もできていて、ホッとしてます。



今日は私もお世話になった精神科医について、書いていきたい。

精神科医の安易な投薬治療を、他の科の医師はよく批判します。

たまたまテレビで医者が集まる(ひな壇形式で)ところを目にした時のこと。

精神科医はすぐ薬を出すという他科の医師の指摘(ちょっとバカにした笑みだった)があった。

たしかにその批判・指摘は当たっていると思う。

精神科医は診察(カウンセリング・対話・問診)か投薬、たまに認知行動療法、森田療法や精神療法などで患者の治療を行います。

とはいっても、ほとんどすべてが問診・投薬のみです。

しかし、問診が五分で終わるところが多く、よく批判がある「精神科医は薬の自動販売機」という結果に終わってます。

これでは精神科医への患者の不信が増すでしょう。

安易な投薬というのも考え物だと思います。

また十分な薬の説明をすべきとも思います。



これは私も十分気をつけなければいけないと思っています。

精神科医が事務的な対応をとってしまう一つの理由として、医師が患者さんに精神的に引きこまれてしまうことを恐れることがあります。

あまりに患者さんに親身になりすぎると、精神科医自身の精神状態まで悪く引っ張られてしまうという意味です。

これは私もアドバイスされたことがあります。



でも、私の知り合いの精神科医のように、真摯に患者に向かい合う医師もたくさんいます。

回転率が悪く、利益率も悪くなるのを当然知っているはずだけど、生きがいとして、使命として精神科医という職業をやっています

一部の薬の自動販売機により、こういう立派な尊敬できる精神科医まで不当に貶められることになったら残念です。

今の日本の医療界はいびつな構造になっています。

外科医が少なくなっていき、逆に増えているところもある。

もし精神科医が「薬を出すだけで、あとは回転率を上げるだけで楽」という理由でやっているとしたら、これも残念です。



一方で立派な精神科医がもっと増えて欲しいと思います。

なぜかというと、評判のいい話をよく聞いてくれる医師に患者さんが集中すると、もしかしたら五分診療になってしまうかもしれないからです。

それだけは避けて欲しいと望みます。

医療界のいびつさは、こういうメンタルヘルスな切り口から見ても、存在していると思う今日この頃です。



向精神薬の副作用の酷さ、薬では症状そのものは治らないということ、中長期的服用における心身への負担、向精神薬による廃人の増加など、あまりに多くの問題が精神医療にはあります

その被害者にならないように、治すために行った薬物療法によって、逆に廃人化とならないように、この問題にも向き合ってみてください。
抗うつ剤はますます我々の生活に身近になってきました。

中には依存してよだれを垂らす生活に追い込まれてしまった人がたくさんいます。

かつては頭脳明晰で責任感が強くて真面目だった人がです。

うつ病のせいでなったわけではありません。


こういう抗うつ剤や向精神薬や向精神病薬の問題が今後もっと増えていくでしょう。

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BlackJackプロフィール

blackjack7777

Author:blackjack7777
外科医の私が緊張性の手の震え・書痙・自律神経失調症・あがり症・強迫観念と心身症・不安神経症、不眠症に陥ったときの記録と神経症から脱出するためのヒントがのっています。


もともと過緊張から手が震えることから始まり、書痙や自律神経失調症の悪化、さらにストレスがストレスを呼び心身症や不安神経症、不眠症とボロボロになってしまいました。
自力で必死に助かろうともがくほど、人は簡単に際限なく症状が悪化していくものです。


私を救ってくれたかけがえのない先生に最大限感謝の気持ちを捧げます。あなただけでした、私を手の震えや書痙などの神経症から解放してくれたのは。
私自身も頑張れたと思います。頑張れたのはやっぱり先生の力でしたが。


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一刻も早く皆さんがご自分の抱えられている悩みを解決できるように私も頑張りたいと思います。これ以上人生も職も生きがいも失ってはなりません! 
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