緊張感の中のリラックスに成功する 名医の手術と手の震え - 外科医神経症闘症記(手の震え、あがり症、書痙) 克服の体験記

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緊張感の中のリラックスに成功する 名医の手術と手の震え

手の震え克服方法と書痙の治し方 岩波英知先生のあがり症克服プログラム体験記 手術時、難しい手術であればあるほど誰でも緊張する。

しかし、緊張に潰されてしまう医師と、さらに燃えて手術に向かう医師がいる。

もう一度言うが、どちらもともに緊張している。

だが、名医のメスさばきは、驚く程軽やかだ。



しかし、昔の私や手術時に過度に緊張してしまう医師は、肩から腕、手先にかけて異常に力が入ってしまう。

力を発揮できるのは、軽やかな方だ。

そもそも大事な手術であればあるほど、心は緊張しているはずだ。

大事な失敗の許されない手術なのだから。

なぜその緊張が腕や体に転移しないのか?

それは考え方、捉え方の違いだ。

失敗しないようにしたい、ミスしたらまずいぞ、俺の緊張状態を人に知られたくない、という守りの気持ちが、体に過度の力みを作る




一方名医は、もっと建設的な前向きな気持ちで望んでいる。

そう、主体的なのだ。

手術時の緊張状態に飲みこまれないからこそ、肩の力が抜けている。

名医は経験から、体の緩みが手術に一番重要だとどこかで知っているのだ。

細かい作業になればなるほど、その緩みが繊細な作業を可能にし、惚れ惚れするようなメスさばきができる。




医師ならば、体の硬い人間から早死するということは知っているだろう。

だが、自分のこととなるとどうにもうまくいかない。

それが、自己コントロールの難しいところだ。

緊張する場面で、体がどんどん硬直して震えていく者(昔の私)、体の力を抜いてオペに取りかかれる者、その両者にはとんでもなく大きな差が出てしまう。

前者になってしまった以上、かつての私は震えないことばっかりに頭がとらわれ、結果としてもっと震えるハメに陥っていた

その恐れと不安が、今度は文字を書く作業での震え、つまり書痙にまで転移していった。

そしてどんどん人前で書く事ができなくなった。




そして気づいた、気づかせてもらったことは、そうなった以上、震えるのが当たり前。

私は手が震えないほうがおかしい人生の流れだったということだ。

あることを打ち消すことができない。

特に無意識のレベルにおいては。

ましてや、あれだけ執着している手の震えのことならば、なしにすることなど不可能だ。

執着すればするほど、執着が増すのが人の潜在意識の働きだ

むかつく心の動きだが、しょうがない。

これは決して諦めではない。

なって当たり前、という思考は、悩みの受け入れることにつながる





そこで、私は心の底からそれができたとき(暗示や潜在意識の処理)、大きな安堵を得た。

ものすごく気持ちが楽になった。

お前は生きてていいんだよというホッとした気持ちを持てた。

これは頭の上で受け入れよう、認めようとしても難しい。

表面的に受け入れただけで、それができたのならば、こんなにも手の震えに執着して悪化させ続ける人が多くいるはずがない。

だが、心の働きで言えば、そこに至らないことには、手の震えの悪循環をはずすことはできないのではないか。




私が経験した安堵感は、その後の私の体の緊張感を和らげてくれた。

そして、手術に望むとき(それは簡単な手術だったが)前は震えないようにするあまり、疲労困憊で肩から腕まで凝りまくっていたところ、変に自然体にできるようになった。

「あれ、おかしいぞ、なんかちがう」この感覚に最初私は戸惑いを覚えた。

変に力が抜けているのだ。

薬を飲んだか? いや眠くないし、だるくない。

なぜ力んでいないのか?

すごく変な気持ちがした。

逆に気持ち悪いくらいだった。

違和感で落ち着かなかったが、そこはかとなく嬉しかった。

もしかして、もしや・・・

しかしまだ喜ぶのはまだ早い、今までのようにまた震える衝動が来るかもしれない。

だがまだ来ない、ひょっとして震えないのか、俺は?

こんな心境だった。

手術もうまくいった。

もちろん以前に比べて力が抜けているのであって、名医のそれとは程遠いものだったが。

それでも、意外なほど疲労感もなく、緊張を隠す努力もなく、気持ち良く手術ができた




その時私は一つ経験することができたし、大きく成長できた。

「ああ、この感覚だ、この感覚を昔は当たり前のようにやっていたのだ」と。

私の脳は、緊張状態と焦りと必死の努力を繰り返したあげく、オーバーヒート状態しか味わっていなかった

しかし、この経験が、次の手術の自信へとつながってくれた。

それでもまだ私自身私に信用が持てなかった(あたりまえだ。それまでがそれまでなのだから)。

次の手術も、不安がたくさんある中で、あの緩みの感覚を少しずつ取り戻すことができていたため、なんとかうまく終えることができた。

こうやって自信が積み重なっていった。





今現在名医の体の力の抜け具合まではいかなくても、常に呼吸法とイメージの力を使って、手術時の体の緩みを再現させて、手術に望んでいます。

昔の私の緊張具合が今も続いていたのならば、私は疲労と不安と恐怖で、手術をしなくなっていただろうし、医師をやめていた可能性はとても高かった。

積み上げてきたキャリアがゼロになって、私はどう生きていたんだろう?

プライドの高さから、現実を直視することに耐え切れず、積み重ねてきた命をゼロにしていたのかもしれない。

そうなる前に、手術に失敗して、取り返しの付かない事態に陥っていたかもしれない。

そう考えると、今の私はなんと幸せものなんだろうと思います。



なぜ私が震えて当たり前だった、という心境に至ったのかは次回のブログに書きたいと思います。

潜在意識からの根本的な処理と執着を減らす作業によって、です。
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俳優です。手が震えてしまいます。数年前からです。ブログずっと見ています。続きをお願いいたします。瀬戸際です。

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BlackJackプロフィール

blackjack7777

Author:blackjack7777
外科医の私が緊張性の手の震え・書痙・自律神経失調症・あがり症・強迫観念と心身症・不安神経症、不眠症に陥ったときの記録と神経症から脱出するためのヒントがのっています。


もともと過緊張から手が震えることから始まり、書痙や自律神経失調症の悪化、さらにストレスがストレスを呼び心身症や不安神経症、不眠症とボロボロになってしまいました。
自力で必死に助かろうともがくほど、人は簡単に際限なく症状が悪化していくものです。


私を救ってくれたかけがえのない先生に最大限感謝の気持ちを捧げます。あなただけでした、私を手の震えや書痙などの神経症から解放してくれたのは。
私自身も頑張れたと思います。頑張れたのはやっぱり先生の力でしたが。


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